おつかれさまです、若菜です。
今日は、スコットランドの食べ物について書いてみようと思います。
まず前談!「イギリスは食べ物がまずい。」というイメージが根強くありますよね。
これは果たして本当なのか?4ヶ月弱スコットランドに住んだ私の意見を述べさせていただきます。
... 本当です。
外食に関して言うと、おいしくないのに値段が高い。
正直、その辺のカフェでパッと 食べるようなサンドイッチも、まずいことが多々ある。
どうしたらサンドイッチがまずくなるのか私にはわからない。
お肉も、アバディーン アンガス ビーフというブランド牛が一応あるが、私たち日本人の和牛の感覚からいうととてもナマ臭い。
シーフードも、海が近いくせに、取り立てておいしいわけでもない。
そして噂どおり、フ ィッシュ&チップス屋が異常に多い。
フィ ッシュ&チップスを揚げるついでに他のものも揚げるので、揚げ 物文化が強く、基本的に油っぽいものが多い。
そもそもフィッシュ&チップスすらおいしくない場合もある ...
それなら、一体イギリスは何が美味しいんだ!?って。
こっちの人に聞くと、「あそこのピザ屋はおいしいわよ!」とか「あそこのインドカレー屋おすすめよ!」とか言うんですよ。
がびーん!!何料理だよ!って。
美味しいものはこの国にはないということか!!
... いや、そんなわけはない、きっとおいしいものがあるはずだ!
まずいもの食べて2年もの間生きていくなんて辛すぎる!
というわけで、スコットランドのおいしいもの探しをして参りました。
そして。
スコットランドのおいしいもの、見つけることができました!
今回はとってもメジャーなスコットランド名物から紹介していきたい と思います。
①スコットランドの国民食 ハギス
存知の方いらっしゃるかもしれません、ハギスです。
「スコットランドの国民食」と言われています。そんなに日常 的に食べるわけではありませんが、ハギスがメニューにあるパブはやはり多いです。
おうちで食べたい場合は、スーパーでこんなフィルムに入って売られてま す。
3ポンドくらいです。これをこのままボイルして温めて食べます。
ハギスには、羊の内臓のミンチ、オートミール、玉ねぎ、ハーブなどのスパイスが入っています。
とってもクセの強いお味がするので好き嫌いがはっきり分かれますが、私は好きです。
お酒が進みます!
一般的にハギスには、じゃがいもとswede(スコットランド名産の芋)の2種類のマッシュポテトが添えられているので、それらと一緒に食べるとよりおいしいです。
近頃パブでは、「ハギスボール」といって、おつまみ感覚で食べられるようにこんな形状に進化しているみたいです。(ほらまた揚げてる...)
でもこれがまた、ビールが進む!絶品です!
②スコットランド人の"推しフィッシュ" サーモン
スコットランドのサーモンは有名です。近海や川でもサーモンがよく捕れ、スーパーで一番多く売られているのはサーモンです。
しかし実際のところ天然ではなく養殖がほとんどだそうです。また、魚を生で食べる文化が基本的にはないので、売られているものの多くがスモークされています。
そんなスコットランド名物 スモークサーモンの魅力を探るため、Dunkeld Smoked Salmonというサーモン燻製一筋のおっちゃんが営む燻製小屋に行ってきました。
燻製には、コールドスモークとホットスモークと2種類あるそうです。
◎コールドスモークは直接煙を当てることなく低温で長時間燻 製
◎ホットスモークは、高温で短時間おもいっきり燻製
このスモークハウスでは両方製造していました。
迷った末、コールドスモークサーモンを購入!
とってもおいしかったです!
しかしながら、スコットランドにきてからずっと生魚を食べれていなくて"刺身食べたい病"になっていた私は、「なんで新鮮なサーモンを誇ってるくせにわざわざスモークするの?生で食べないの?」と、燻製一筋数十年のおじさんに、けんか腰に聞いてしまいました。
そしたらちょっとイラっとした様子で「スモークすることによって独特の香り
... たしかに。
ハギスとサーモンの話だけで長くなってしまったので、続きは後編で!↓